【名盤】アイアン・メイデンの2nd 【Killers】

IRON MAIDEN2ndアルバムのアイキャッチ 音楽
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はじめに

1981年2月にセカンドアルバム『Killers』をリリースしたIron Maiden

昭和56年である本年には、ロナルド・レーガンがアメリカ大統領に就任、イギリス王室でチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚、フランスの高速鉄道TGV運行開始などがありました。

ユニオンジャック

前置きはこれくらいにしておいて…。

それでは2ndアルバムをレビューしていきましょう。

本作からギターがデニス・ストラットンからエイドリアン・スミスに変わっています。

アルバム発表時のメンバー

ボーカル:Paul Di’anno(ポール・ディアノ)

ギター:Dave Murray(デイヴ・マーレイ)

ギター:Adrian Smith(エイドリアン・スミス)

ベース:Steve Harris(スティーヴ・ハリス)

ドラム:Clive Burr(クライヴ・バー)

収録曲 & レビュー

①The Ides of March
・アルバムの冒頭を飾るインスト曲。ダダドドというドラムの連打、透明感いっぱいのギターのハモりが印象的です。次曲の『Wrathchild』へは切れ目なくつながっていきます。

②Wrathchild
・ベースのリフから曲がスタート。独特の歌い回しなど、ボーカルのポール・ディアノの個性満載です。中盤の徐々に盛り上がっていくパートは、いつ聴いてもカッコいい!ライブでは大合唱が巻き起こるサビなど、ポール・ディアノ在籍時の代表的なチューンです。

③Murders in the Rue Morgue
・静かなギターのアルペジオに、ベースがメロディックに絡みます。メインのハモりが一通り奏でられると、テンポアップ!ノリノリの曲展開へと変貌します。吐き捨てるようなポール・ディアノのボーカルは、ここでも絶好調です。

④Another Life
・ドラムのイントロにギターのハモりがメロディックさを彩ります。弦楽器は全体的にユニゾンですが、ベースはかなり前面に出ているのが特徴。途中のめまぐるしく動き回るパートも聴きどころです。

⑤Genghis Khan
・インスト曲です。激しいドラムとベース、ギターがひとかたまりになって突進していくのが曲の基本。テンポもいろいろと変わります。後半は時間差で重なり合うギターのハモりが美しいです。

⑥Innocent Exile
・アタック強めのベースのフレーズで幕を開けます。中盤のハモりギターはキラキラ感があってグッド!2人のギタリスト各々の個性的なソロも聞き逃しなく。ゆったりとした速さのノリのよい曲ですね。

⑦Killers
・ベースリフにドラムが伴奏、そこにギターがアルペジオで入る形で始まります。ダーティーなスタイルのボーカルと、独特のエフェクト感のあるギターが曲を座布団3枚くらいパワフルにしています。ミドルパートのギターのハモり、それを支える強靱なベースは最高!

⑧Prodigal Son
・すがすがしい朝を迎えたような、さわやかなイントロで曲はスタートです。その印象は本編でも変わらず、ギターのストロークやがなりの少ないボーカルで展開されていきます。ギターソロでは夕日の情景が浮かびました。アルバムでは少々異色の曲ですね。

Purgatory
・忙しくギターリフで始まるスピードチューンです。ギターのハモりを含みながら、全員で猪突猛進!ボーカルのポールは歌いまくりで、息継ぎの心配をしてしまうほど。最後まで突っ走って終わります。

Drifter
・ギターとベースが独特のタイミングで入ってくるフレーズがとても印象的。アルバムのラスト曲っぽさがあります。ギターのデイブの歌えるようなソロに耳が釘付けです。展開が変わる部分はベースのフレーズに導かれ、ドラムがけたたましく連打していてクール。全体的にボーカルは叫びまくりです。

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まとめ

 このセカンドアルバム『Killers』の基本的なサウンドはデビューアルバム『IRON MAIDEN』と同じです(ボーカルもポール・ディアノですし)。ギターのハモりはよく練られていて、ベースの響きは非常に生々しさがあります。収録曲は『Wrathchild』『Murders in the Rue Morgue』『Another Life』『Killers』など名曲揃い。前作と比べるとライブで演奏される曲は少ないですが、曲それぞれに勢いがあり、エネルギーが詰まりまくっていると思います。同アルバムも必聴の1枚と言えるでしょう。

『Killers』
【ギターハモり度】★★★★
【ベース目立ち度】★★★★★
【曲キャッチー度】★★★
※星は最大で5個です。

総合85点

以上【名盤】アイアン・メイデンの2nd 【Killers】のレビューでした。

ぜひ聴いてみてくださいね。

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